Morioka.as->lab(0x02)
昨日14日、盛岡市産学官連携研究センター(コラボMIU)で開かれたMorioka.as->lab(0x02)に参加してきた。
今回は、大きく分けるとFlash編、JavaScript編、AIR編、PhisicalComputing編、プラスLightning Talk。「デザイナーとデベロッパーの中間の領域」を扱うMoroka.asらしいというか、いい意味でバラバラな発表で面白かった。中間だけど、幅は広いし奥も深い。
以下、個別の話題の感想。はてなユーザ率が異様に高い集団だったので、基本はてなIDで。
id:gonoverdrive
キーノートスピーチとして、Morioka.asの趣旨説明と、これまでの活動についてのお話。「作品を作るキッカケになる勉強会」という方針は、今回の盛況振りをみて大正解じゃないかと思う。実際、前回は発表したものの形のあるものとして出せなかったので、「今回こそ、なんか作って持ってかなきゃ!」って思ったもん。
gonさんからは、「FlashとWebプロモーションの親和性」というテーマで、事例紹介もあった。ライブラリの活用(Tweenerの紹介)や、スクリプトの設定をまとめておくなど、わりあいバタバタした進行になりがちな広告系の案件では、こういうところが大事になってくるんだなあ、と。
id:me_262
「そうだ、タイムラインとかActionScriptとか使ったりしていい感じにアニメーションを作ろうの巻」。Morioka.as周辺で、もっともクリエイター然としている人で、話だけ聞いててもさっぱり役に立たない(笑)。「神は細部に宿る」というか何というか。「Flash上でオーサリングしながら演出とかストーリーを考える」という驚愕の制作過程を聞く。なにかと「技術」が話題になりがちだが、アイデアやイマジネーションを実現する手段でしかないことに気づかされる。
id:shidho
「Webでスタンプラリーやろうぜ!」。自分のはてなブックマークのRSSからキーワードで判定して、関連するサイトをブックマークしていたらスタンプが表示される、というもの。ブラウザの履歴を取得するのはアレなわけだが、それこそ新はてなブックマークのキャンペーンなんかに使ったら面白いんじゃないかと思った。
LTでは、Google Language APIを使って、ブログの記事タイトルから英語のファイル名を自動生成するサービスを。前にも見ていたが、最初の例文から生成されたファイル名がかなりいい感じで感心。
sasahira
自分の発表については、後ほど別記事で。
id:oiyan
「JavaScriptでバリデート&Ajax」が本来のタイトルなのだけれど、「やる夫がAjaxに挑戦し大変だったようです」ということで。JavaScriptの話であると同時にユーザビリティについて考えさせられる話だった。「やっぱり設計重要。超重要。」の中には、ビジネスロジック的要素と、UIデザイン的要素と、実装の要素が絡み合う。それぞれの専門家が協働できればよいけれど、なかなかそうもいかないんだよなあ。あ、Ajaxセキュリティの表紙は「これはコラ(ージュ)だろ?」だと思いました!
id:stdic
「AIR入門以前編」。AIRにはノータッチだったので、手をつけるための方法を紹介してもらってありがたかった。プレゼンテーションスライド自体がAIRアプリで、スムーズスクロールとかかっこよかったし、AptanaとかEclipseでの作業を見せてもらったり。本人は謙遜していたものの、見てるほうとしてはすげー感があった。
id:yuichi_katahira
「AIR入門以前編を受けて」ということで、ローカルファイル(SQLite)へのアクセス、httpでの通信、Red5(オープンソースのFlashストリーミングサーバ)+Ruby on Rails+AIRの組み合わせでUSTREAM風ストリーミング+チャットを。AIRの可能性を垣間見ることができてよかった。それに、参加していた美術科の学生さん達に、デザインじゃないWebの世界(と、Macの使い方)を見てもらえてよかったんじゃないかと思う。
suzuryo
GAINERを使って、100Vの電気機器のON/OFFやパラメトリックスピーカーを接続して合成音声を読み上げさせたり。LTでは、GAINERのスイッチでTwitterに投稿してみたり。完全に新しいおもちゃを手に入れて大喜び状態なわけだが、この楽しさが作品作りの原点だよなあ。「ソリッドステート・リレー」をおすすめするなら、ちゃんとメリットを教えて下さいよー(無接点リレーだったのか)。
id:happy_ryo
LT3本立て(関係ないが「SF映画2本立て(Science Fiction/Double Feature)」は名曲)。勉強会の楽しさと、自重はダークサイドの話と、おなじみNetBeansの紹介。殆どの参加者は勉強会に積極的に参加して、何度も発表している人たちなわけで、主に学生さんに向けてのメッセージということになるだろう。Morioka.asとIWDDのメンバーは、デザイナーでもエンジニアの人たちの話題がある程度通じるけれど、学生さんたちにうまく伝わってくれているといいなあ。
全体を振り返って
内心では、Morioka.as->lab(0x02)は大成功だったんじゃないかと思っている。開催時間の問題とかは、次に別の方法を試してみればいいわけで(後で気づいたけれど、gonさんが主催と進行と発表を兼ねるんじゃなくて、分担すればよかった)。「内心」としたのは、次回以降で発表してくれる人が増えたら、ほんとに成功という意味で。やたらと楽しそうな発表者たちを見たら、たぶんそうなってくれるんじゃないかな。
TrackBacks
- Morioka.as->Lab(0x02)に行ってきた。 from あそことは別のはらっぱ。 [08/11/15 21:09]
- Morioka.as->lab(0x02)で発表したもの from blog.longfeed [08/11/16 01:16]
今回の運営はakaishiさんにだいぶサポートしていただいた(会場手配などは丸投げ状態でした)ので、すごく感謝しています。ひとりだと絶対ムリでしたw
規模が大きくなると運営から何から一人だと若干シンドイかもなあ、とは思ったので、その節はぜひとも相談させてください。
主催者がいなくても回せる体制を作ったうえで、
存分に主催者も遊べるみたいなw
そういうのがいいのかな、と思います。
>存分に主催者も遊べる
これは、今(というか0x02)は、なんというか初期加速度を付ける会みたいに思っていて、会を重ねつつ、離陸決心速度まで行ったな?って思ったあたりでそのあたりは考えたいなあ、って思ってました。