東北デベロッパーズコミュニティ設立記念カンファレンス
Wed, 27 Feb 2008 23:59
Web_Misc
仙台で行われた東北デベロッパーズコミュニティ(TDC)設立記念カンファレンスに参加してきた。以下、セッションごとの簡単な感想。
Engine組もうぜ
- TDC事務局長 和田克明さんによる設立趣旨説明。
- Seasarの勉強会とRailsの勉強会、夏にアイデア合宿を開催予定。
- 「宮城だけなのか?」「JavaとRubyだけなのか?」と思ってしまう。
- 20分弱の駆け足の説明だったせいか、いまいちTDCの趣旨がつかめなかった。もうちょっと時間とってほしかった。
Googleの分散処理技術
- 日本Javaユーザグループ(JJUG)会長 丸山不二夫さんによる基調講演。
- 前段のJavaコミュニティの話が参考になった。特に、「地域を大事しながらも東京との関係、世界との関係を意識する」ということ。「北海道、東北、九州、沖縄は(東京との関係で)同じ構造を持っていることを地方の人が気づかなければならない」とも。
- JJUGは小さなコミュニティの横のつながりを作る「コミュニティのコミュニティ」。TDCもそこを目指してくれるのなら賛同したい。
- Googleの分散処理技術の話は、直接的に自分の仕事に関わってくることはないと思う。でも、すでにその恩恵は利用者として受けているわけだし、間接的には影響を受けるんだろう。
- その技術を「誰が作ったか見るのが好き」ということで、Googleの技術を紹介するときには必ずその人の名前と顔写真も紹介していた。組織の中にいても、「人」が表に出てくるのはいいな。
ITゼネコンをぶっつぶせ
- Seasarプロジェクトのひがやすをさん。
- SIerの参加者も少なくなかったと思うんだけど、ステージを行ったりきたりしながらえんえんDisり続けるひがさん。
- デベロッパと発注者に分けて挙手させて「残りはなんなんだ?」と仰っていましたが、そのうちの一人はWebデザイナーでした。Javaのコードは最後のデモでちょこっと出てきただけだったので、何とか話にはついていけた。
- 「動く仕様書とセル型生産」がキーワードか。少人数のチームで動くものを先に作ってしまう。ユーザーに見せながらの開発。
- こういう開発方法に、デザイナーはどう関わっていけばいいか考える必要があると思った。
3つのホットなオープンソース
- Sun Microsystemsの片貝正紀さんによるNetBeansIDEでのRails開発デモなど。
- おお、Solarisだー!(プレゼン資料はWinで作ったぽかった)
- JRubyじゃなくてRubyを書くときにもNetBeansは好評らしい。
- ドラッグ&ドロップでコンポーネントを配置する形式の開発って、(X)HTMLのソースどうなってんだろう?文字の拡大をしたときに重なってたので、ある意味ホームページビルダーのどこでも配置モードみたいなもんなのかと思った。
- オープンソースコミュニティに参加するのは「コード書くだけがすべてじゃない」。「好きなもの、使っているものに貢献」というお話に納得。
楽天のテクノロジーと東北でのビジネス戦略
- 楽天東北テックセンター センター長の黒沼篤さん。
- 楽天のサーバは現在6,000台ぐらいあるそうで、ラックの裏側の写真を見て感心した。ほんとに美しいケーブリング。
- 技術を公開する方向に変わってきてる感じ。時間の都合で飛ばしたスライドも面白そうだった。
- 1997年に楽天が立ち上がったときは、サーバ1台とプログラミング初心者2人。なんか元気でた。
地方発コミュニティの可能性
- Ruby Business Commons長崎会長の三海隆宏さんと福岡でコミュニティ活動されている方々の実践報告など。
- Fukuoka Web WorkersとかFukuoka Web DesignersとかProducers & Directors FukuokaとかPHP in Fukuokaとか…福岡、なんかすごいことになっている。
- 技術者の交流という段階を超えて、ビジネス化したり自治体と協力したりというところまで進んでいるという印象を受けた。
- 岩手にもIWDDやMorioka.asがありますよ。
最後のパネルディスカッションについては、時間が短くて、各セッションで話されたことの再確認という感じだったので割愛。
懇親会にも参加。80人ぐらい(?)参加してたそうで、席の移動もままならなかったけれど、近くに座られた方とは楽しく有意義な情報交換ができたと思う。帰り際、Rails勉強会@東北を主催されている片平裕市さんとお話させてもらい、コミュニティに対する考え方に共感する。まだどうなるかわからないTDCだけど、期待してみようと思った。
帰りは初はやて。はええ。サニーデイ・サービスの「スロウライダー」を聴いた。
Visual Web の時のページは HTML ではなく JSP で作られます。
> Visual Web の時のページは HTML ではなく JSP で作られます。
JSPが生成する(X)HTMLがValidだったりアクセシブルだったり、
CSSで装飾しやすい形式なのかな、という素朴な疑問でした。
ともあれ、貴重なお話を聞くことができ、感謝しています。
ありがとうございました。